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17代目演舞うらら

桜をさまざまな角度から表現した演舞です。春告鳥たるウグイスが花びらを届けに来るという設定が素敵です。前半のクライマックスが高知節なのも良き。作曲はおなじみ鮎澤貴秀さんです。

新演舞お披露目はワープステーション江戸にて撮影されました。大河ドラマなどにも利用される本格的なロケーションです。江戸時代の町並みでのパレードはまっこと映えです。さらに新しい試みとしてオリジナルのミュージックビデオが制作されました。

その後コロナ禍が収束したことで,東京よさこい祭りでの三代納めが四年ぶりに復活しました。そしてなんと大賞に当たる東京都知事賞に選ばれました。学生チームが大賞を受賞するのは,このお祭りの歴史上初めてのことです🎉

ファンアート

女振りの衣装の襟にあしらわれた刺繍をモチーフにして,演舞の世界観を絵にしてみました。一枚目ではウグイスが “花便り” を咥えていますが,三枚目では何も咥えていないのがポイントです。また二枚目では “胡蝶運ぶ夜風” にあおられて花びらが舞っています。

Gmadd9

演舞のシックな雰囲気とは裏腹に曲の方は結構攻めていて,Gmadd9 の展開形から始まる意外な構成になっています。かなり妖しい響きがしますが,うららの空気感を端的に提示する秀逸な和音だと思います。下三音は Dsus4 の形になっていて,これは日本古来のスケールである陰旋法の核和音であることから,和の情緒を強く感じさせます。また上の二音は半音のぶつかりがあって,どことなく緊張感を帯びています。

Gmadd9

※ここまで偉そうに解説しておいてなんですが,この記事を書いている人間はソルフェージュが大の苦手でした。音を取り間違えている可能性があります。その場合は生暖かい目で見守ってください。

歌詞/MC

さぁ ここにて綴りましょう
あなたへと 春を知らせる花便り
早稲田大学 東京花火 うらら

♪光照らす朝
うららかな風頬撫で
結ぶ蕾ほどけて
春を知る
青く澄み渡る
空の先へと手を伸ばし
触れる指に伝う
花の夢

のどかに唄う 鶯は
春の限りを つゆ知らず
薄紅色の 花びら一つ
啄み 渡るは 彼方へと

♪花の都の宵桜 (よっ はっ)
胡蝶運ぶ
夜風に揺られ (それそれそれそれ)
さぁさ 手を取り
よう踊る (はっ)
よう踊る (さぁ)

走る疾風が空穿ち
彼は誰時の月落とす
諸行無常の運命さだめ背負えど
我等が春に花よ舞え

♪遥かに笑み紡ぐ春うらら
憂世を照らす (はっ) 夢桜
果てしない (はっ さぁ)
天つ空染め上げて
(よっちょれ よっちょれ よーっ はっ)
揺らめく泡沫は刹那舞う
(はっ さぁさぁさぁ はっ)
ひとひらふわりまたひらり
ただ今を盛りだと咲いて散れ花よ

巡る季節に彩をなし
別れを告げるもまた一興
桜花爛漫輝く一瞬いま
色の褪せない永久へと結べ
人の集まり散じてを
祭り花火に例えれど
散りても集うは人の縁
一期一会の東京花火

一つ便りは結ばれて
次は何処へ届けよう (はっ)

写真集

画像をクリックするとお祭りの様子を見ることができます。

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