彩の輪は遊園地がテーマの演舞です。個人的な推しポイントは,女振りが密集して前に繰り出してくる 3:25 からの数秒間です。
曲については,遊園地らしい無垢な雰囲気とは裏腹に,踊り子のリズム感を翻弄する要素が盛りだくさんです。ドラムとベースが唐突に三連符を刻む部分や,テンポがいきなり二倍になる部分があります。ワルツの曲調なのに四拍子だったり,かと思えば急に三拍子になったり,さらに一小節だけ変拍子なんてのもあります。でも神曲なので ヨシ!
衣装の裾部分の模様に隠れ鳴子がいます!襟の形も特徴的で,男振りはV字のノッチが入っていて,女振りはジャボを彷彿とさせます。
演舞を制作した花火っ子による更に詳しい解説は 公式 note をご覧ください。
画像をクリックするとお祭りの様子を見ることができます。
さぁ 懐く夢路に誘われて
東京花火 2025 彩の輪
賑わい兆す幕開けに
言祝ぎ告げる陽の光
夢への音は鳴子と共に
ここで踊らにゃいかんちや
ようこそ皆様
彩り溢れるまほろばへ
華めく園の物語
紡ぐ 旅のひとときを
♪晴れ渡る空の下
足音鳴らす時
花笑み咲き綻び
心は踊り出す
♪胸のおく眠る宝箱の
面影重ねる夕映えの道
おとぎの木馬くるくるりと
誘うはあの日の夢の残り香
♪宵に染まる茜
伸びる影に揺れる残された心
風にそっと告げる
観覧車よ 今 時止めて
願いの雫が彩落とし
めくるめく夜に胸は高鳴る
さめき 人波 いきれを忘れ
今宵の舞台が動き出す
さぁ もう一度 華やぐ園へ
♪光咲き初める世界で
夢かときらめく瞳
記憶に残す一枚を
綾なす 彩の輪
刹那の風に時は舞い
萌む想いは夜空に滲む
移ろう一日の名残とどめし
可惜夜飾る輪舞をともに
人の集まり散じてを
祭り花火に例えれど
散りても集うは人の縁
一期一会の東京花火
光降り注ぐ世界で
夢ではないこの時を
心に残る一場面に
映る 彩の輪
いつしか園は眠りにつき
夜明けの刻は巡りゆく
廿年続く変わらぬ彩を
また集う日まで
20代目東京花火